AI支援
エヌビディア(NVIDIA)のCEOであるジェンスン・フアン氏が来日し、日本のAI開発を強力に後押しすることを表明しました。フアン氏は「これは日本AIの幕開けだ」「次の産業革命はメイド・イン・ジャパンになる」と語り、日本が持つものづくりの強みとAIを掛け合わせる方針を示しています。
具体的にどのような支援や協業を行うのか、主なポイントは以下の通りです。
1. 国産AI開発の新会社「Noetra(ノエトラ)」への最新半導体の大量供給
ソフトバンクやソニーグループなどが出資し、政府も支援する日本のAI開発新会社「Noetra」に対し、エヌビディアの最新の高性能半導体(GPU)を約2万7500基という大規模なスケールで提供します。これにより、日本独自の強力なAIインフラ(ソブリンAI)の構築を支えます。
2. 「フィジカルAI(実世界ネイティブAI)」の共同開発
日本が強みを持つ自動車やロボティクス、製造業の分野で、AIが自律的に機械やロボットを動かす「フィジカルAI」の基盤モデル開発を支援します。
- トヨタ自動車: 次世代車の開発や、製造現場のロボットを動かすAIソフトウェアの基盤技術を供給し、スマートシティ「ウーブン・シティ」の開発でも協力します。
- 三菱重工業などの製造業: 工場の自動化やインフラ強化に向けた提携を拡大します。
3. 金融・社会インフラへのAI導入
- みずほフィナンシャルグループ: 業務をサポートする「AIエージェント(デジタルアシスタント)」の構築を支援します。
- 日立製作所やNTTデータなど: エヌビディアが開発したAIモデル「ネモトロン(Nemotron)」を日本企業向けに展開し、それぞれの業界専用のAI基盤を作れるようにします。
単にアメリカで作られたAIをそのまま使うのではなく、「日本国内で独自のAIを育成・発展させるべきだ」という考えのもと、日本の産業界全体をアップデートするような大規模なデータセンターやシステム稼働のサポートを行っていくことになります。
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