パスポートが値下げ?



2026年7月1日以降の申請分からパスポート(旅券)の発行手数料が大幅に引き下げられました

改正旅券法の施行に伴い、マイナポータルなどを通じたオンライン申請(電子申請)の推進や業務の簡素化を目的に実施されています。

主な改定内容(2026年7月1日以降)

  • 10年用(18歳以上)
    • オンライン申請: 15,900円 → 8,900円(7,000円値引き)
    • 窓口申請: 16,300円 → 9,300円
  • 18歳以上の「5年用」は廃止
    • 18歳以上の方は基本的に「10年用」のみの受付となりました。
  • 5年用(18歳未満)
    • オンライン申請: 4,400円(従来より大幅引き下げ)
    • 窓口申請: 4,800円

窓口申請よりもオンライン申請の方が手数料が安く設定されているのが大きな特徴です。


パスポートのオンライン申請は、マイナポータルアプリを利用して行います。

必要となる準備物と申請の手順は以下の通りです。

1. 必要なもの

  • マイナンバーカード
    • 暗証番号3種類が必要(利用者証明用:数字4桁 / 券面事項入力補助用:数字4桁 / 署名用電子証明書:英数字6〜16桁)
  • スマートフォン
    • マイナポータルアプリ対応端末(カード読み取り機能付き)
  • 有効期限内のパスポート(※切替申請・更新の場合のみ必要)
  • 顔写真・サインの画像
    • スマホでその場撮影(または事前撮影した画像データのアップロード)
  • 戸籍情報(※新規取得・変更がある場合のみ)
    • オンラインでシステム連携されるため、紙の戸籍謄本の取得・提出は原則不要です。

2. オンライン申請の手順

  1. マイナポータルアプリにログインマイナンバーカードを読み取ってログインし、「パスポート申請」メニューを選択します。
  2. 顔写真とサイン(自署)の登録画面の案内に沿って、自分の顔写真と白紙に黒ペンで書いたサインを撮影・アップロードします。
  3. 必要情報の入力受取希望の窓口を選択し、申請者情報を確認・入力します(氏名や住所などはカードから自動転記されます)。※切替申請の場合は、手元のパスポートのICチップもスマホで読み取ります。
  4. マイナンバーカードで署名して送信署名用電子証明書用パスワード(6〜16桁)を入力し、マイナンバーカードを再度スマホにかざして申請データを送信すれば完了です。

3. 受け取りと支払い

  • 審査状況の確認: 審査が完了すると、マイナポータルの「通知」に交付予定日と二次元バーコード(受付票)が届きます。
  • 受取窓口での手続き: 指定した窓口へ行き、発行されたパスポートを受け取ります(受取は必ず本人の赴く必要があります)。
  • 手数料の支払い: クレジットカード決済を設定しておけば、オンラインで事前に支払いを済ませることができます。




パスポートのオンライン申請で最も却下・再提出(リジェクト)になりやすいのが、顔写真サイン画像の不備です。

不備があると手戻りが発生し、受取までの日数が延びてしまうため、以下のポイントに注意して撮影を行ってください。

1. 顔写真の失敗例と注意点

パスポート写真は規格が非常に厳しく規定されています。

  • 影(最大の不備理由)
    • NG: 部屋の照明で顔の片側や首元、背景に影ができている。
    • 対策: 部屋の照明に向き合い、壁から少し離れて立つか、自然光の入る明るい場所で撮影する。
  • 背景の問題
    • NG: 柄のある壁、ドアや家具が写り込んでいる、無地だが壁の凹凸や影がある。
    • 対策: 完全に無地(白・薄いグレーなど)の壁を背景にする。
  • 眼鏡の反射・フレーム
    • NG: 眼鏡のレンズに光が反射している、フレームが目にかかっている。
    • 対策: 反射を防ぐため、可能であれば眼鏡を外して撮影するのが最も安全です。
  • 髪型・顔の露出
    • NG: 前髪が目にかかっている、輪郭(ほほ・あご)が髪で隠れている、大きめのイヤリングやヘッドホンをつけている。
    • 対策: 前髪は横に流すか止め、髪を耳にかけて輪郭をはっきり出す。
  • 表情・姿勢
    • NG: 笑顔(歯が見えている)、斜めを向いている、スマホを手で持って自撮りしたため遠近感で顔が歪んでいる。
    • 対策: 表情は無表情。誰かに撮影してもらうか、スマホを固定してタイマー機能で撮影する。

2. サイン(自署)画像の失敗例と注意点

パスポートの内側に印刷されるサインデータの注意点です。

  • 背景が暗い・影が入っている
    • NG: 用紙にスマホや自分の手の影が落ちている、紙が薄暗い。
    • 対策: 白い無地の用紙(コピー用紙など)を使用し、明るい場所で真上から正対して撮影する。
  • 線の太さ・濃さ
    • NG: 薄いボールペンや鉛筆、サインペンが太すぎて文字が潰れている。
    • 対策: 黒の濃い油性ペンや水性サインペン(中字程度)で、ハッキリと大きく書く。
  • 画像が斜め・歪んでいる
    • NG: 傾いた角度から撮影して台形に歪んでいる。
    • 対策: アプリの枠線に合わせて、真上から水平に撮影する。


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